オープンセミナー終了の御礼


心と夢クラブオープンセミナーに多数のご参加をありがとうございました。
今年も早いもので、師走になり、日に日に、冬らしい寒さがやってきました。
11月19日、ゲストに、エッセイストの絵門ゆう子さん、心理博士の福井尚和先生、東明手相の鑑定士の先生、シンガーソングライターのサスケさん、冒険家河野兵市の後輩、世界徒歩旅の小宮雄一郎君をお迎えして、「生きるって何?」をテーマに、100名を越える参加者に、感謝しつつ、盛大に無事、終了することが出来ました。
ご参加とお手伝い下さいました皆様、ひとりひとりに、心から感謝致します。
   ホントにホントにありがとうございました。
そして、立ち上げたばかりの「NPO法人・河野兵市・心と夢クラブ」と「カウンセリングルーム・心と夢くらぶ」の開設式において、素晴らしい出発式になりました。
 壮大な「生きること」「生きるって何?」をテーマとした「NPO法人・河野兵市・心と夢クラブ」と「カウンセリングルーム・心と夢くらぶ」は、まだまだこれからのスタートですが、ひとりひとりの心の中に、「生きるって楽しい」「生きていて良かった」と
心から正直な気持ちで言って貰える生き方を、目標に、これからも頑張って行きます。
 年に一回のセミナーの開催と、年明けには、「自分で簡単に観られる手相教室」「自分で簡単に出来る開運イメージ教室」を行ないたいと思います。
 是非、ご興味のある方、参加されたい方、ご協力下さるスタッフを、募集しています。
 ご連絡をお待ちしています。
               NPO法人 河野兵市 心と夢クラブ  河野順子

 〜セミナーのご挨拶から〜
 「臨床心理士の資格を取ったら、NPO法人の立ち上げ式をしたい」と絵門ゆう子さんにメールすると、「順子さんの為に手伝ってあげる」と即答の返信が返って来た。「ゆう子さんに見合った報酬をお返しできない」とお話しすると、それどもお手伝いくださると言うのだ。その話もどんどん広がり、私の尊敬する心理博士の福井尚和先生も「河野さん、協力するよ」と気さくに声を掛けて下さった。そして、偶然、アラスカに在住していた河野兵市の後輩、小宮雄一郎君が帰国していた。手相を勉強している講師の先生方、河野兵市のテーマを歌うサスケのお二人、北海道放送局にいらした小竹しのぶさんも皆さん、無償で参加下さる。ありがとう。感謝。
「テーマは、生きるって何?」
 私が、河野兵市に最期に会ったのは、2001年2月28日。事故を知った日は、その年の5月19日。この日から、私の生き方はまた変わった。
 偉大な冒険家の妻と子供は、ほんろうしてはいけない。夫を亡くしたら、慎ましく生きなければいけない。全ての常識を私は、信じなかった。
 お見舞いメールを頂いたNHKのデレクター村上さんとメールのやり取りから、小学生向けの道徳の授業で観る番組を作った。悲しみの事実を綴る雑誌の取材記者に、本を書きたいと話した。3回の企画会議に落ち、諦められなかった私は、編集者に直接会いに行き、本を出した。河野兵市のプロジェクト「リーチングホーム」北極点から郷里までの徒歩旅。せめてロシア、サハリンから、日本3千キロを歩きたいとロシア大使に会いに行き、子供達と歩いた。次は、河野兵市のNPO法人を作ろう。このNPOの中で、自分を変えられないと思う人。変えられものを受け入れられない人。運が悪いと思う人を変える為に、心理学を勉強しよう。手相を学ぼう。カウンセリングルームを開こう。アウトドア−何て無理と思う人と出掛けよう。
 その一つ一つを叶えることは、河野兵市が、北極に拘り、その生涯の全てを捧げて、ひたすら北極を歩き続けることと同じなのだ。
 29歳の誕生日を迎える直前に、パキスタン、ナンガパルバット、8千メートル級の登山隊で、河野兵市と出逢った。市原の県立高校を卒業、進路に悩み、上京。美術専門校で、油絵を描いている時、美容ヘアーメイクの技術を学び、芸能界へ入った。その9年後
リポビタンDのCMで、クライミング指導をしている登山家と知り合った。「大女優を担当するまで辞めない」亡き父に誓った私の目標も、年月がその実績を作った。河野兵市と出逢い、子育てをし、芸能界を辞め、初めて会社勤めをして、事務をした。
 現在も会社勤めの側ら、NPO法人とカウンセリングルームを進めている。
何があっても、決してこの世には、偶然はないのだと私は、思う。


 
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